ーアオザイから始まる“伝統にふれる母娘時間”
◆「アオザイって、どんな服?」から始まった文化体験
旅行前、写真で見せたアオザイの姿に「これ欲しい!」と娘。
旅の目的に、ベトナムの伝統衣装・アオザイのオーダーメイド体験を組み込むことにしました。
まずはダナンの「ハン市場」で生地選びからスタート。
柄を選び、サイズを測ってもらい、出来上がりを試着。
その過程には、相談する・交渉する・相手の話を聞く・相手の状況を考える・手仕事を見学するなど、
非認知能力を育てる要素が詰まっていました。

そして完成したアオザイは、かわいいだけじゃない!
見た目よりも軽くて、涼しくて、動きやすいんです。
「かわいいし動きやすいね~」と、ベトナム文化への興味が深まりました。

◆ 歴史の町ホイアンで、衣装と心が“旅モード”に変わる
ダナンでアオザイを作り、世界遺産の町・ホイアンへ。
オーダーした衣装に身を包み、自転車に乗って町を散策。
町を散策しながら
「わー、かわいい建物ばっかりだね」
「同じお花がたくさん咲いてるね」
そんな何気ない言葉のやりとりが、旅を“学び”に変えてくれました。
◆ 夜の灯篭流しで「祈る時間」を持つ
ホイアン名物の灯篭流し。
灯篭を手にとって流すとき、何かを願いながらバイバーイと手を振る子ども達。
「何かを願う」「誰かを思う」時間を持つことそのものが、
子どもたちの感性や想像力を育てる、貴重な旅のひとコマだと感じました。
「何お願いしたの?」などと話しながら楽しんだ灯篭流し。
こんなにたくさんの灯篭はこの後どうなるの?と気になりましたが、
地元の方が後で川から灯篭を集めてくれているという話を一緒に知ることができました。
ただ楽しむだけじゃなく、文化や環境の背景に気づく力も、旅で育まれているのかもしれません。

◆ “観光”じゃなく“記憶”になる旅育体験
衣装を選び、現地の文化にふれ、自分の足で歩いて感じる。
「お揃いのアオザイかわいいね」
パパと兄のお褒めの言葉でも娘の気分は上々。
「日本に帰ってからもアオザイ着たい」
そんな言葉が聞けただけでもう十分。(実際ハロウィンで一緒に着ました♬)
親子で伝統にふれた体験は、”ただの観光” ではなく、
文化や歴史への興味、思いやり、表現力といった深い “旅育時間” になりました。

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👩🦰 書いた人:旅育ママ そのみ
東京都在住、2児の母。旅を通じた学び=「旅育」をテーマに、国内外の子連れ旅を記録しています。
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子連れ旅のリアルな記録や、旅を通じて感じた学びを発信しています。
「子どもと旅に出てみようかな」のきっかけになればうれしいです♡
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