【旅育シリーズ第1回】バリ島の“静けさ”に出会う旅|親子で過ごした「ニュピ」の1日

バリ島

「ママ、今日は本当に外に誰もいないの?」

絶対私はずっと忘れないし、多分子ども達も忘れないと思う。
この春休み、家族で体験したのは、“音のない一日”・・バリ・ヒンドゥー教の新年「ニュピ」でした。

◆ ニュピとは?バリ島全体が静かになる一日

ニュピは、「サカ暦」の新年にあたり、バリ・ヒンドゥー教徒にとって一年で最も重要な日。年に一度のこの日は、バリ島全体が「静寂」に包まれます。
空港も閉鎖、車もバイクも止まり、夜はホテル内でさえも灯りを控えて星がよく見えます。
日本では想像もできない文化に、家族でどっぷり浸かってきました。

◆ 前日の「オゴオゴ」は大迫力!

ニュピの前夜には、巨大人形“オゴオゴ”のパレードがあります。
宿泊していた 『Grand Mercure Bali Seminyak』 から徒歩10分のLegian(レギャン)通りで観覧。

バリ民族音楽”ガムラン”の迫力とともに、各地区ごとにつくられた、悪霊の取り憑いた巨大人形”オゴオゴ”が街を練り歩きます。
子どもたちも私も興奮しながら大迫力のオゴオゴパレードを間近で約1時間楽しみました。

ニュピ前夜は17:00にはほとんどの店という店が閉まり、ホテルに戻る頃には、いつもは夜中の間もずっと賑やかな通りもまっくらでシーンとしていました。この静けさがニュピ翌日の朝6:00まで続きます。

◆ ニュピ当日はホテルでのんびり。でも飽きない!

外出禁止のニュピ当日、ホテル敷地内では静かに楽しめる工夫がたくさん。
朝のフィッシュフィーディング、ピザ作り体験、チャナン作りやバリニーズダンス体験などに加えて、プールで思う存分のんびり遊びました。

普段はせかせかしている私たち家族も、ホテルでゆったり過ごすこの一日は、まさに“動かない旅育”。

◆ 子どもの心に残ったこと

「昨日と全然違うね」
「まっくらだったね」
そんな言葉が、子どもたちの口から自然に出てきました。

“静けさ”を感じる旅なんて、今までなかったけれど、
もしかしたら一番、記憶に残る一日だったかもしれません。

◆ 外出しない、が特別な日子どもと静かな一日を共有する旅

「またニュピ行きたいね」
「来年のオゴオゴも観てみたい」
世界的にも特別な、バリ島の一日を過ごした子ども達の心に残ったのは、”ニュピまるごとの忘れられない記憶”でした。


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【白馬サイクリング旅】春の北アルプスで、“自然のちから”を感じた一日

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👩‍🦰 書いた人:旅育ママ そのみ
東京都在住、2児の母。旅を通じた学び=「旅育」をテーマに、国内外の子連れ旅を記録しています。
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