【旅育シリーズ第12回】旅コラム|“日常が大変だから私は、旅に出る”

旅育コラム

― 「行ってる場合じゃない」の先にあった、本当の豊かさ ―

◆ 「こんなに大変なのに、旅なんてムリ」と思っていた頃

小さな子どもとの毎日は、正直ヘトヘト。
寝かしつけも、ごはんづくりも、園や学校のあれこれも全部。
「旅に行きたいなあ」と思っても、頭の中には
「準備が大変そう」「帰ってきたらもっと疲れそう」「考えるのが面倒」が先に浮かんでじゃいますよね。

でも、ある時ふと思ったんです。
“こんなに頑張ってる私だからこそ、今、旅が必要なんじゃないか”って。

◆ 旅は“リセット”じゃなく“思い出す”時間だった

子連れ旅に出て、一番感じたのは「私は私だった」ということ。
母としてだけじゃなく、一人の人間としての感覚や好奇心が戻ってくるような、そんな時間。

旅の途中で見た景色、出会った人、交わした言葉、その土地にしかない匂い。
それらが、「あ、そうそう、私ってこういうのが好きだったわ!」と思い出させてくれました。

日常ではつい後回しにしてしまう「自分の気持ち」に、
子どもと一緒でも、もう一度ちゃんと耳を傾ける時間になりました。

◆ 子どもにとっても、親の“楽しむ姿”は最高の学び

ママが楽しむことで、一番影響を受けているのは子ども達かもしれません。

・いつもより笑ってるママ
・ちょっと失敗しても「ま、いっか」って笑うママ
・夢中で景色を見てるママ
・おいしそうに見たこともない物を食べているママ
・知らない人に道を聞いているママ
・地図を見ながら考え込んでいるママ
・寄り道していい?って聞いてくるママ ・・・

そんな姿を見た子どもは、安心して、その場を楽しみ、発見していく。
「親が楽しむ姿」は、何よりの旅育なんだと気づかされます。

◆ 「いつか」じゃなく「今」を大切にするために

“いつか余裕ができたら…”
“子どもが大きくなったら…”
そんなふうに思っているうちに、あっという間に子どもは大きくなります。

旅は、いつかのためのごほうびじゃなくて、
“今この瞬間を楽しんで、思い出として記憶と記録に残していく時間”。

だから私はこれからも、
「行ってる場合じゃない今」こそ、旅に出る選択をしていきたいと思っています。

* * * * *

👩‍🦰 書いた人:旅育ママ そのみ
東京都在住、2児の母。旅を通じた学び=「旅育」をテーマに、国内外の子連れ旅を記録しています。
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