― バンコク早朝着からはじまる、親子の学び時間 ―
◆「せっかくだから朝から動こう!」が旅のはじまり
「朝5時半にバンコク着か…ホテルのチェックインまでどう過ごそう?」
そんなふうに思っていた旅のはじまり。
せっかくだからとカーチャーターをお願いして、向かったのは世界遺産の町・アユタヤ。
◆ 8:30 ワット・ヤイチャイモンコン|登ってみた、歴史の塔
アユタヤの最初は、ワット・ヤイチャイモンコン。
72mの仏塔は思った以上の高さで、途中からは階段も急に。

「がんばれ!」「あとちょっと!」と声をかけながら一緒に登った塔の上。
風が気持ちよくて、町を見渡す景色は“ちょっとがんばってよかった”と思えるものでした。

◆ 9:15 ワット・プラマハタート|木の根に包まれた“奇跡の仏頭”
アユタヤ観光の象徴とも言える場所。
戦争で破壊され、切り落とされた仏頭が、長い年月のうちに木の根に守られるように包まれていた光景。
その場に立ってみると、写真では伝わらない空気の重みがあります。

「どうしてこうなったの?」「なんで戦争で壊されちゃったの?」
子ども達からいろんな問いかけがあって、少し言葉を選びながら、
戦争という出来事と歴史の流れについて話すきっかけになりました。
◆ 10:00 ワット・ロカヤスターラーム|草原に眠る、巨大寝釈迦仏

次に訪れたのは、高さ5m・全長28mの巨大寝釈迦さま。
広々とした草原にゆったりと横たわる姿は、まるで大地に抱かれているようで、
子どもも「なんか、優しそうだね」と。
アユタヤでは仏様の近くに“お供えセット”が売られています。
大きくて長いお花と長い線香を使って、現地の人と同じようにタイ式の参拝体験。
見よう見まねで手を合わせる子どもたちの表情は、どこか誇らしげでした。
「学びながら、楽しい」——それが我が家の旅スタイル。
ただ見て回るだけじゃなくて、やってみる・感じてみることで、心に残る時間になったと思います。

◆ 11:00 アユタヤ名物ランチ
早い時間からたっぷり遺跡を巡ったあとは、お楽しみのランチタイム。
ドライバーさんにお願いして向かったのは、アユタヤ名物・川エビが食べられるレストラン
「バーンマイリムナーム」。

アユタヤは川に囲まれた町で、大きな川エビが特産として有名。
出てきた川エビは、まさに“プリップリ”で、香ばしく焼かれた身の甘さに思わず笑顔がこぼれました。
冷たいフレッシュジュースを一緒にいただきながら、
「タイに来た~!」と、旅の最初の食文化体験を親子でしっかり味わいました。
◆ まとめ:「行ってよかったね」
新しいショッピングモールでクールダウンして、ホテルにチェックインしたのは午後3時ごろ。
「車の中で思いっきり寝たし、いっぱい見られてよかったね」と言いながらベッドにダイブ!
早朝から動いたけど、車の中で寝たので子ども達はめちゃくちゃ元気でした。

旅の初日をどう過ごすかで、気持ちの切り替えや旅への期待感は大きく変わるなと実感した1日でした。
子どもと一緒に、“楽しく歴史を感じて考える”旅のスタートダッシュ。とても充実した時間でした。
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👩🦰 書いた人:旅育ママ そのみ
東京都在住、2児の母。旅を通じた学び=「旅育」をテーマに、国内外の子連れ旅を記録しています。
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子連れ旅のリアルな記録や、旅を通じて感じた学びを発信しています。
「子どもと旅に出てみようかな」のきっかけになればうれしいです♡
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