【旅育シリーズ第11回】福井・芝政ワールド&東尋坊で“思い出をつなぐ旅”

福井

― 40年前5人だった家族、シワは増えたけど笑顔も増えて15人に! ―

◆「あの頃の景色に、今のわたしたちで会いに行く」から始まった夏旅

「お父さんとお母さんが元気なうちに、思い出の場所へ家族全員で行きたいね」

小さい頃、毎年訪れていた福井。

ガイドさん付貸し切りのバス旅で、両親の友人家族たちとワイワイ訪れた「芝政ワールド」と「東尋坊」は、
今でも記憶に残る大切な思い出です。(当時は、「みどりの広場 芝政」でした!)

そんな思い出の地に、再度訪れたのは一昨年の夏休み。

両親、親となった私たち兄妹と夫婦、そして子どもたちを含めて総勢15人で再訪しました。

かつての“こどもたち”が今は親としてその場に立つ——その時間は、
懐かしさだけでなく、新しい気づきをたくさんくれました。

◆ 芝政ワールドで、世代を超えて“今”を楽しむ

初日は芝政ワールドに集合。
子どもたちは巨大プールで大はしゃぎ。
大人たちも童心にかえってスライダー対決したり、甥っ子姪っ子とチューブに乗ったり、
ゆらゆら流れるプールに身を任せたり、それぞれの過ごし方で満喫。

中でも印象的だったのは、子どもたち同士の自然な協力。
年齢もバラバラな中で、リーダーを決めたり、声をかけあったり、年下のお世話をしてくれたり。
大人が介入しなくても“集団で遊ぶ力”が育っている姿に、関心しました。

◆ 夜は温泉卓球大会!宿泊は大江戸温泉でリラックス

宿泊は全員で楽しめる大江戸温泉。
夜ごはんのあと、なぜか急遽始まった“卓球大会”。
大人も子どもも負けず嫌いを発揮しながら、笑い声が絶えない時間に。
夫婦対決はかなりの接戦でしたが我が家は優勝を逃しました・・・

◆ 東尋坊で“自然への畏敬”を学ぶ

翌日は、子どもの頃に感じた“ちょっと怖かった場所”——東尋坊へ。

目の前にそびえる断崖絶壁。打ち寄せる波の音。
大人になった今こそ感じる「自然の脅威」と「命の大切さ」。
子どもと一緒に、「なんでこんな形になったんだろうね?」と地層や自然現象について話す時間も、旅育の一環に。

◆ 思い出の地が、未来につながる旅になる

子どもの頃、連れて行ってもらった場所。
今度は、自分が「連れて行く側」として、その同じ景色に立つ——その意味はとても大きなものでした。

旅は、ただのレジャーじゃなくて、家族の物語が更新されていく場所。
この旅が、子どもたちにとっても「家族みんなで一緒だったから楽しかった」という記憶に残る
“家族集合旅”になっていたらうれしいです。

* * * * *

👩‍🦰 書いた人:旅育ママ そのみ
東京都在住、2児の母。旅を通じた学び=「旅育」をテーマに、国内外の子連れ旅を記録しています。
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